現在お借りしている“さくらインターネットのレンタルサーバー”にec-cube3をインストールする際に少し躓きましたので書いておきます。
1.ダウンロード
最新版(2015/09/26現在ver3.0.3)をダウンロードします。
http://www.ec-cube.net/download/
2.アップロード
約8000ファイルありますので、FTPだと時間がかかってしまいます。
とりあえず圧縮アーカイブのままwwwディレクトリへFTPで転送。
適当なターミナルクライアントでSSHログインしてzipならunzipコマンドで展開。
ディレクトリ名もrmコマンドで適当に変更します。
3.属性変更
app/log をパーミッション777にする必要があるそうなのでchmodで属性変更を行います。
最新版「EC-CUBE3」のインストール手順とエラー回避
http://www.flavours.ac/blog/web-production-tips/ec-cube3-install.html
4.インストールの為の設定変更
“/インストールディレクトリ/html/install.php” にアクセス。
するといきなり
No input file specified.
というメッセージだけ出てきてしまいました。
これはphpの設定変更で解決出来ます。
サーバーコントロール画面のphp設定画面でphp.iniに
cgi.fix_pathinfo = 1
を追加します。
【baserCMS】「さくらのレンタルサーバー」でインストールする場合の注意点
http://blog.ecworks.jp/archives/1531
再度install.phpにアクセスすると今度は大量のエラーメッセージ。
よく見るとTimeZone~と書いてあります。
これもphpの設定変更です。
php.iniに
date.timezone= Asia/Tokyo
を追加します。
5.インストール
ようやくインストール画面が出てきたと思いきや、
[推奨] APC 拡張モジュールが有効になっていません。
が表示されています。
仮にAPC(Alternatice PHP Cache)を入れてもPHPがCGIモードだと動かないようです。
つまりPHPをモジュールモードで動かす必要があるのですが、これはレンタルサーバーのプランでビジネスまたはマネージドサーバしか対応していないので、とりあえず無視することにします。
さくらのレンタルサーバにPHPの拡張モジュールAPCをインストールする
http://d.hatena.ne.jp/replication/20110327/1301218321
管理画面やデータベースの情報を入力して進めていきます。
途中、phpエラーが表示されますが、数秒後にインストール完了ページに自動遷移しました。
2016/02/27追加
エラーについてapp/log に書き出されたログファイルを見てみましたが、
どうやらSymfonyのrouteが見つからないみたいな事が書かれていました。
調べると、この類のエラーは特に気にする必要は無いようです。
Symfony 2.7入門 その1 インストールとHello World
http://dqn.sakusakutto.jp/2015/07/symfony27_tutorial_1.html
6.確認
直前のエラーが気になりますが一応動いてはいるようです。(2016/02/27 削除)
暫く触ってみて何かあれば追記します。