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FUJIFILM X-T1からX-Pro3に買い替えた理由と使ってみて感じたこと

家電

X-T1は、私が初めて手にした富士フィルムのデジタルカメラ(正確にはミラーレス一眼カメラ)でした。

かつて、パナソニックのミラーレスから始まり、キヤノンとニコンのAPS-C一眼レフカメラを経て、ニコンのフルサイズ機を持つまでになったものの、「重くて大きいカメラは、もう嫌だ」となって、ミラーレスに戻る際に選んだのが、富士フィルムのX-T1だったのです。

X-T1は中古で購入しましたが、購入してから6年以上、発売日からは7年以上が経っており、実際に使用していると時々フリーズしたり 、 ボタンの反応が悪かったりする問題が発生していた為、新しく買い替えることとなりました。

そして、色々と検討した上で選んだのがX-Pro3です。

X-Pro3を選んだ理由

十分に新しいセンサーやフィルムシミュレーション

買い替え候補の1つとしてX-T2やX-Pro2も検討しましたが、買い替え自体それほど頻繁に行うつもりもなく、出来るだけ長く使いたかったので、「どうせなら、出来るだけ新しい機種にしよう」と思い、各シリーズの最新機種以外は候補から外しました。

さらに、新しい機種であれば、過去の機種でユーザーから不満として挙げられていた部分が改善されていることが多いので、その点もメリットです。

クラシカルな外観

X-T1もそうでしたが、軍艦部にダイヤルが沢山ついていて、アナログな操作を楽しめる機種が希望でした。X-T4はX-T1のデザインを踏襲しており、慣れるのも早そうだと思ったものの、「代り映えしないな」という想いもありました。

また、私はあまりファッションには興味が無い方ですが、見た目が洒落ているので、肩や首から提げているだけでファッションアイテムとしても活躍しそうです。

写真を撮るという体験を楽しめる

X-Pro3は、撮影画像のプレビュー・ライブビュー撮影等に使用される背面液晶が、普段は見えないようにバリアングル液晶の内側向きに配置されており、撮影した直後に背面液晶を確認するという一般的なデジタルカメラの操作がスムーズに出来なくなっていますが、これは「撮影だけ(シャッターを切ること)に専念して欲しい」という意図の元に作られたカメラだからです。

普段、スマホで画面を見ながら気楽に撮ることが多いため、撮影専用機であるカメラには、撮影する行為自体を楽しめることを求めました。

X-Pro3を使って感じたこと

ISOの調整が少し面倒

購入前から分かっていたことですが、ISOとシャッター速度のダイヤルは一体化しており、ISOを変える場合はダイヤルを上に引っ張り上げながら回すような操作になります。これが個人的には少々使いにくいです。

X-T1ではISOのダイヤルは独立していましたが、X-T1でそれがある部分はX-ProシリーズではOVFが配置されているので、内部構造を設計する上で1つにまとめるしか無かったのかもしれません。

撮った後で確認したい人への配慮がされている

「写真は撮影が一通り終わって(帰ってから)から確認してください」というスタンスのカメラですが、OVF/EVFファインダー内でのプレビューを有効化する設定項目がありました。初期設定ではOFFになっていますが、これを変更することが出来ます。

私は気楽に撮る時はOFF、失敗したくない状況で撮る時はプレビュー表示させるようにしています。

主張し過ぎないデザインと大きさが良い

大きいカメラを構えている人と、小さいカメラを構えている人、屋外で周囲から警戒されやすいのは前者です。モデルや撮影助手も居て、いかにも「ただいま撮影中です」という状況ならともかく、外出中に気軽に撮影を楽しむなら小さい方が好都合です。勿論、本格的な撮影でも使えるので、そういった意味では一石二鳥です。

OVFが楽しい

かつて一眼レフカメラを使っていた頃は、OVF(光学ファインダー)を見るのが当たり前でした。

一眼レフカメラのOVFはレンズを通した見え方で、X-ProシリーズのOVFは反対側の窓を通した見え方なので同じではないのですが、EVF(電子ビューファインダー)とは違って、自分の目を通した見え方と同じため、見たままの景色を切り取るという感覚で楽しいです。

ただ、35mm換算で35mm未満は撮影領域の枠(線)がOVFに表示されず、望遠も画角よっては枠が小さ過ぎてフレーミングしにくい(正しく出来ない)なので、その場合はEVFに切り替える必要はあります。

今後の運用

スマートフォンのカメラの性能が凄く進化したので、荷物を軽く・減らす目的でカメラを持ち出す機会自体は大きく減りましたが、ここぞという機会には積極的に持ち出して撮影を楽しみたいと考えています。

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