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今更「トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ DX」をプレイしたので感想を書いておく

ゲーム

「トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ DX」は、2011年に発売された初版(無印)の「トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~」(PS3)に、追加要素を加えた「トトリのアトリエ Plus ~アーランドの錬金術士2~」(PS Vita)が、PS4およびNintendo Switch用ソフトとして発売された作品で、素材を集めて錬金術でアイテムを生成し、それを身に着けたり戦闘で使ったりして冒険を進めていくゲームです。

この作品の存在は発売当初の頃から知っていましたが、長らく”アトリエシリーズ”自体に興味が持てず、完全にスルーしてきました。ただ、2019年から2020年にかけて初めて遊んだアトリエシリーズだった「ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~」で、本作の主人公であるトトリを、追加DLコンテンツとしてパーティーに編成しており、「キャラクターの生い立ち等について詳しく知りたい」という想いから購入し、長い積みゲー期間を経て、ようやく遊ぶことが出来たというわけです。

安定のイラストクオリティ

アトリエシリーズのゲームのイラストは温かみがあって好きなのですが、その中のアーランドシリーズのイラスト絵師は岸田メル氏であり、作品を知った当時から気になっていたことは覚えています。ただ、キャラクターの可愛らしさとは反対にゲームの難易度が異様に高いということは、買って遊ぶまで気付きもしませんでした。

3Dグラフィックと操作感について

杖で敵を叩けば先制攻撃

2011年の作品なので、最新のゲームと比べると若干3Dの粗さが気になりましたが、これは仕方ないことでしょう。ただ、カメラの回転が出来ないのは、特に広いマップを探索する際に操作し辛かったです。3Dモデルの動きは少しぎこちなく…これは最近の作品でも思ったので、その点は過去からあまり進化していないのかもしれません。

シンプルだけど楽しい調合システム

最近の作品の調合システムより仕組みがシンプルですが、基本的な部分は同じであり、単純に作るのは簡単だけど、品質・性能が高いものを作ろうとすると時間と知恵が要求されるのは、やり応えがあります。

レベリングがメインではない

敵を倒せば経験値が貰えて戦闘レベルが上がるものの、調合しつつ錬金レベルを上げて、性能の良い装備品とアイテムを錬成すれば、低い戦闘レベルでも楽に強敵に勝てます。逆に、戦闘レベルだけ上げてゴリ押しするのは厳しいとのこと。一般的なロールプレイングゲームとは遊び方が異なります。

初心者に厳しい日数制限システム

ゲーム内でマップ移動・調合用素材の採取・モンスターとの戦闘など、何か行動をすると基本的に日時が経過します。ゲーム開始からゲーム内時間で「6年目の6月1日」がエンディングになりますが、日時の経過を意識せず思いのままにプレイしていると、ほぼ確実にバッドエンディングになります。アトリエシリーズ未経験者が、攻略情報無しでグッドエンディングに到達するのは、至難の業だと思われます。(他のアトリエシリーズにも日数制限システムが実装されている作品はありますが、その中でも特に高い難易度設定とのことです)

バッドエンディングを回避する3つのフラグのうち最期のフラグはBOSS戦だったので、念入りにアイテムを調合して臨みましたが、無駄に時間を掛け過ぎたせいか楽に倒せたものの、残りの日数で出来ることが少なくなってしまいました。この加減については何度か遊ばないと掴めなさそうです。

お金が貯まりにくい

欲しい商品があってもお金が足りなくて買えないこともしばしばあった

終盤を除き、戦闘で得られるお金は僅かです。クエストを沢山受ければそれなりに貯まるものの、そればかりに頼ると多くの日数を消費してしまいかねないので、以下に効率よく稼ぐかは、予め攻略情報を知っておく必要があります。特に序盤~中盤は稼ぎにくくて辛かったです。

オートセーブ無し

必ず手動でセーブが必要です。フリーズでもしたら時間が無駄になるので、出来るだけこまめにセーブすることが推奨されます。ちなみに、最近の作品でも付いていません。

百合要素が多い

女性キャラクターが多いから仕方がないのかは分かりませんが、一方的な想いの強さ(重さ)によって生まれる掛け合いが多かった気がします。元々、アトリエシリーズは女性向けゲームとして発売されたそうで、イラストの雰囲気もどこか少女漫画にありそうな感じですが、女性ユーザーでも人を選ぶゲームだと思います。(ただ、この作品も、特に最近の作品は、明らかに男性ユーザーを意識しているように見えます。)

周回前提のゲーム

ロロナエンド

エンディングの種類に関わらず、装備品だけを引き継いで周回プレイが出来るのですが、難易度的に一週目は”次週以降の為の準備期間”のようです。私は一週目からトゥルーエンドを目指そうと考えましたが、そこに至るまでにクリアしなければならないフラグが多過ぎることを知り、時間もお金も足り無さ過ぎて断念しました。ただ、(まだ積んであるゲームもあるので)時間も惜しい私は、最低限バッドエンディングだけは回避して、他のエンディングは先人が残した記録(プレイ動画)で補完することにしておきました。


難易度は高かったですが、その分やりごたえはありましたし、途中で投げ出すことなく無事クリアできたのは良かったです。

まだ「アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ DX」と「ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~」が積んである状態なので、早めに前者から消化したいと思う今日この頃です。

追記:さらに、トトリの成長した姿を見たくて「メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DX」もポチッてしまった/(^o^)\ナンテコッタ

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