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今更「ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX」をプレイしたので感想を書いておく

ゲーム

「ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX」は、2015年にPlayStation 3/PlayStation 4/PlayStation Vitaで発売された「ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~」に、追加要素を加えて2021年にPlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)で発売された作品です。

ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~を発売日前に予約購入したものの、前作は未プレイ状態で、「前作は未プレイでも問題ありません」とのことでしたが、気になったので購入していました。

そして、約41時間程度プレイしてゲームクリア(1週)しましたので、ここに感想を書いておきます。

美麗なCGイラスト

アトリエシリーズはどれもCGイラストが綺麗でクオリティが高いです。

アトリエシリーズのうち、ソフィーのアトリエを含む不思議シリーズは、ゆーげん氏とNOCO氏がキャラクターデザインを担当しています。

イラストは線が細く、塗りは柔らかく、全体的に温かみを感じます。

調合システムは取っつきやすいが奥が深い

大雑把に説明すれば、素材のブロックをマスに配置していくだけです。また、マス内の光っている色と、配置しようとするブロックの色が同じだとボーナスが貰えるような仕様です。

特性を狙ったり高品質を目指そうとすると、素材の配置場所だけでなく配置順やブロックの形なども考慮する必要が出てくるので、他のアトリエシリーズの調合システムと同じく奥の深さはあると思います。

レシピは、ストーリーを進めたり、特定の行動を起こしたり、特定の特性を持ったアイテムを作ることで覚えることが出来ます。

クリアする為に覚える必要があるレシピは多くなく、実際に私は半分以上のレシピは未習得の状態でした。やり込みたい人は、全て習得することを目指すのも良いでしょう。

親しみやすいキャラクター達

変に癖のあるキャラクターが殆ど居ません。幼馴染達をはじめ、基本的に良い人ばかりで、主人公のソフィーを手助けしようとしてくれます。

主人公のソフィーは明るくて元気、前向きで努力家で仲間想いで…と完璧っぽいですが、掃除が苦手(で部屋が汚い)といったお茶目なところ、少々”やんちゃ”なところも持ち合わせており、操作していて楽しいキャラクターでした。

助け合いの精神
※未成年です

なお、過去シリーズで登場した、おなじみのキャラクターも姿を変えて登場します。

ゴージャスになったパメラさん

同じアトリエシリーズでもアーランドシリーズは、個性的なキャラクターが多く登場するので人を選ぶかなと個人的に思いますが、この作品はそのようなこともなく遊びやすいでしょう。

クエストの達成条件が緩い

殆どのクエストには期限が無く、期限があるクエストも、その期限までの日数が多いので、かなり余裕があります。

さらに、受けたものをキャンセルしても「次回は気を付けてね」と言われるくらいで、ユルユルです。

難易度は普通

基本的に、しっかりと調合(錬金術)で武器・防具・道具を作って装備していけば、Hardは別として普通にクリア出来るくらいの難易度だと感じました。

武器や防具は買うことも出来ますが、手軽に手に入る分あまり高性能ではないので、それらに頼ると逆に辛いです。

防具が弱いと全滅もありうるのでサボらず作るべき
高Lv武器はそもそも売っていないので作るしかない

ただ、酒場のお姉さん(テス)がクエスト報酬メダルとの交換品として用意しているアクセサリは、入手難易度が多少高いだけあって性能はそこそこ良いです。

また、一撃必殺アイテムを作っておけばBOSSクラス以外の戦闘は一瞬で終わります。

杖のリーチが短すぎてフィールドで殴りにくい

フィールド上で徘徊しているモンスターに杖を振って当てると先制攻撃できるというシステムは昔からあるのですが、ソフィーの杖のリーチが短すぎて、かなり近づかなければ当たらないです。

当たったように見えて、当たっていないこと多し

杖を振った後、連続で振るまでに若干の隙があるので、タイミングが悪いと敵から接触されてしまいます。

戦闘システムに改善の余地あり

ターン&コマンド制です。リアルタイム進行ではないので、あまり迫力は無いですが、落ち着いて操作出来ます。行動を指定したら、後は全員の行動が終わるまで見ているだけです。

ソフィーのアトリエDXでは、ソフィーのアトリエ(初代ソフィー)に実装されていなかったバトル速度倍速機能が追加されていますが、毎回戦闘が始まる度に通常速度に戻されるので、再設定する煩わしさがあります。

さらに、行動が一巡して再度コマンド選択状態になった際、前回選択したコマンドが記憶されておらず、初期選択の「通常攻撃」以外を実行する場合は再度選択しなければなく、地味に面倒でした。基本的に錬金術士はアイテムを使うので、例えばソフィーは毎回「アイテム」を再選択することになります。

キャラクターイベント発生が多少分かりづらい

各キャラクター達は、基本的に居場所が決まっており、マップを見ることでそれを判断出来ます。

普段と違う場所にいる場合は、そこでイベントが発生していることが分かるのですが、同じ場所で発生している場合は直接話しかけるまで分かりません。

店を利用しようとしたらイベントが発生した…なんてことは何度もありました。

オートセーブ無し

オートセーブ機能は、新しいアトリエシリーズ(秘密シリーズ以降)では実装されていますが、このソフィーのアトリエにはありません。

明るい、でも落ち着いたBGM

プレイし始めた頃、アトリエではアーランドシリーズで聴いたような雰囲気の曲が聴こえてきましたが、ゲームを進めるにつれて黄昏シリーズでも聴いたような音やフレーズが入ってきました。

全体的に明るめですが、飛び跳ねるような元気さというより、少し落ち着いた感じです。

フィールドやイベントの雰囲気に合った様々な曲が収録されており、クオリティは十分だと感じました。

Amazon Musicで試聴できます。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01AHSZ16C/ref=dm_ws_sp_ps_dp

個人的に一番好きな曲は、3つ目の衣装にソフィーが着替えた頃からアトリエで流れる「春風のポーレチカ」(DISC.3)です。

個別エンディングが無い

ノーマルエンドとトゥルーエンドの分岐があるくらいで、キャラクター別のエンディングが用意されていなかったのは少し残念です。


ソフィーのアトリエ2の為にサクッとクリアするつもりでしたが、お気に入りのキャラクターのサブイベントを全て見たり、高Lvの武器を作ってみたりと、思った以上に時間をかけてしまいました。

続編で活躍するソフィー達が楽しみです。

次は、ソフィーのアトリエ2を…と言いたいところですが、実はアーシャのアトリエの続編である黄昏シリーズの残り2作品も積んであり、迷っています。

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