SONY NW-WM1AのファームウェアをVer3.00にアップデートしました。
メインメニュー画面の上部に、丸いボタンが2つ追加されました。
今回のアップデートで追加された機能についてチェックします。
USB-DAC機能
再生機とウォークマンをUSBで接続し、ウォークマンを通して音楽を聴く機能です。
ウォークマン専用ケーブルを繋いだら、メインメニュー画面の上部にある”DAC”をタップしてUSB DACを有効にします。
USB DAC有効時のウォークマンの画面には、デジタルピークメーターとボリューム調整つまみ&ボタンが表示されます。勿論、ウォークマンの音質設定を反映させる事が可能です。
また、USB接続時にウォークマンを充電出来ます。
Bluetoothレシーバー機能
Bluetoothに対応していないヘッドフォンやスピーカーでも、Bluetoothレシーバーがあれば音楽を楽しむ事が出来るようになります。
最近、イヤホンジャックの無いスマホが増えてきました。そのようなスマホで有線のヘッドフォンを使用したい場合、ヘッドフォンジャックアダプタを使用する以外に、Bluetoothレシーバーを使う方法があります。そんな時に、ウォークマンのBluetoothレシーバー機能が役に立ちます。
メインメニュー画面の上部にある”電波を受信するスマホのようなマーク”をタップして、Bluetoothレシーバー機能を有効にします。その後、ペアリングを行います。
なお、iOSでは”AAC”での接続でしたが、Androidでは”LDAC”で接続されました。(後者の方が高音質です)
バイナルプロセッサー
説明文には「アナログレコードによる豊かな再生音を再現します。」とあります。良く聴いてみると、音が少し丸くなったような気がします。曲によってはあまり変化を感じれないかもしれません。
デジタルピークメーター(再生画面表示)
再生画面切り替えで”デジタルピークメーター”を選択すると、ジャケットが一回り小さくなり、その上にデジタルピークメーターが表示されます。デジタルピークメーターは、ジャケット表示以外の再生画面と一緒に表示させる事は出来ません。
アルバムのカバーアート画像の手動追加
この機能の実装により、タグ情報を持たないWAV形式のデータでも、ジャケットを表示させる事が出来るようになりました。ジャケット表示の為に、FLACにエンコードしてから転送する必要は無くなったのです。
フォルダ名と同じ名前で4,096px × 4,096px以下のベースラインJPEGまたはノンインターレースPNGをフォルダ名と同じ名前でフォルダ内に入れて転送し、再生画面切り替えを”基本”にすると、ジャケットを表示させる事が出来ます。
USB DACは、ZX300やA40に先行で搭載されていたので、やっと実装されて嬉しいです。ただ、時計表示とジャケットのみのアルバム表示は未だ搭載されず…せめて後者だけでも検討してほしいものです。
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