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ゲームレビュー「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」

ゲーム

2019年発売のゲームを何故今頃遊んだかと言えば、「ライザのアトリエ2」を衝動的に予約購入してしまい、続編を遊ぶなら前作である”1″も遊んでおくべきだと思ったからです。

ちなみに、これまでアトリエシリーズは「ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術師4~」のみ遊んだことがありました。

なお、ニンテンドースイッチ版の「トトリのアトリエ」と「アーシャのアトリエ」も新品購入済みなのですが、こちらは未開封状態で積みゲー状態(開封時期未定)となっています…。

概要

主人公であるライザが、自身の住む島の秘密の解明や迫りくる危機に対して、仲間達と共に立ち向かっていく冒険物語です。アトリエシリーズならではの、錬金術で様々なアイテムを錬成したり、錬成の為の材料を採取&モンスター討伐して集めるといったゲーム要素があります。

レビュー

ストーリー

まず、ボリュームが全体的に少なく・短く感じました。町の各住人から受けられるサブクエストを受けながら進めていくとプレイ時間は長くなるのかもしれませんが、サブクエストを完全スルーしても特にメインストーリーに影響無いので、私は(トロフィーコンプリートには興味が無く)結局気になったものを除き、殆ど受けませんでした。

タイトルに「秘密の隠れ家」とあるものの、ストーリー序盤で拠点が実家から隠れ家に変わった後、特に隠れ家の存在自体がストーリーに直接関係することも無く、「設備が追加されて〇〇が出来るようになった!」くらいしか変化がなかったのが残念というか少し期待外れです。隠れ家で出来ることが色々あるので、それを推したかったのでしょうか。

ストーリーのシナリオそのものは、仲間・友情・希望等々…王道系で、深く引き込まれる程ではないすが、恋愛・百合要素その他特殊要素は無く、多くの人に受け入れられそうです。

ただ、ライザはガキ大将タイプの気の強い女性であり、幼なじみであり仲間でもある男性2人(レント・タオ)は気圧されている感があるので、そのようなタイプが苦手な人には合わないかもしれません。

グラフィック

これまでのアトリエシリーズと同じく、イラスト調の温かみある3Dキャラクターと美麗な3D背景は十分なクオリティだと思いました。しかし、シャドーの部分に縦縞が入るのが終始気になりました。ハードウェアのせいなのか、元からこのような表現なのかは分かりませんが、もう少し何とかして欲しかったです。

キャラクターの見た目は良いのに、動きがぎこちないです。どうやら昔からあまり変わっていないようで、これは諦めるしかないのかもしれません…。

音楽

悪くは無かったと思うのですが、全体的に印象に残りませんでした。なお、「ルルアのアトリエ」では遊んでから1年以上経った今でも、フレーズを覚えている曲が何曲かあります。

戦闘システム

コマンドでのターン制を残しつつもリアルタイムで状況が変化するので、行動出来る状態になったら早めに指示を出す必要があり、慣れないうちはテンポが悪くて苦労しました。サクッと終わらせるなら、最初から最後まで完全リアルタイム戦闘にしてくれた方が爽快感もあって良いのですが、そうすると戦闘自体の難易度が上がってしまうでしょうか。

通常のアクティブスキルはそうでもないのですが、戦闘中に仲間からの依頼に応えて行動すると発動する”オーダースキル”はそれなりに見応えがあり、各キャラクターの必殺技である”フェイタルドライブ”も(過去作同様に発動シーンが異様に長いけど)凝っていたので見応えはありました。

採取システム

“採取道具を変えると同じ採取対象でも採取できる内容が変わる”という要素が追加されたので、道具を切り替える手間が発生し、少しだけ素材集めが大変(面倒)になった気がしましたが、ストーリー進行の為にマップを訪れた際に適当に採取しておいた分だけで何とかなることが多く、頻繁に採取に出かけることがありませんでした。こだわりのある特性を付けたアイテムを作りたいという願望でも無ければ、特に気にならないと思います。

錬金システム

素材をセットする画面が、分子構造を示す図のような化学っぽさをイメージするUI(ユーザーインターフェース)になり、面白く・分かりやすくなりました。

便利だったのが、自動で素材をセットしてくれる機能で、これはアトリエシリーズ初心者の方にはとても助かる機能だったことでしょう。

面白かった・良かった部分

意見が分かれそうですが、リアルなフィギュア調ではなくアニメ調のキャラクターの表現は個人的には好みです。イベントシーンの1枚絵も後から見返したくなるくらいのクオリティだったと思います。

各所の広いマップを行き来するゲームだと、走って移動するのが面倒だったりするのですが、このゲームには瞬時に各所へワープできるファストトラベル機能で楽に移動出来たのがありがたかったです。

難易度によるのかもしれませんが、装備品を錬金で作らずとも、NPCが売っているものを買い替えていけばメインストーリーをクリア出来るのは、「とりあえず一通りストーリーを終わらせてゲームクリアしたい」というプレイスタイルには助かりました。

気になった部分

オートセーブ機能がありません。最近のRPGだと付いているものが多いので、せめてストーリーの各章を区切りとして記録して欲しいです。セーブ前にクラッシュして、やり直しになるのは悲しいので…。

文字が全体的に小さいです。特に、画面下のセリフ等が表示される枠内の文字を、ニンテンドースイッチ本体の画面で読むのは目が疲れます。テレビやディスプレイに繋いで遊ぶスタイルが推奨されます。

総評

このタイトルが発表された時、気になってはいたものの、「ルルアのアトリエ」で装備品作りの為の錬金作業に多くのリアルな時間を費やしたことを思い出して、「やっぱりアトリエシリーズは遊ぶのに時間がかかりそうだな」とスルーしていたのですが、結果的に結構サクッとゲームクリア出来たので、遊んでおいて良かったと思っています。

続編では前作の要素が改善されていたり新要素が追加されているので楽しみです。遊ぶ時間が確保出来次第、少しずつ進めていくつもりですが、それがいつになるかは…