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四国縦断旅行記(高知・徳島)

旅行

四国地方は2001年に香川へ、2019年に「しまなみ海道サイクリングロード」を走るために愛媛に行きましたが、高知県と徳島県は未踏の地だった為、まとめて訪れてきました。
※緊急事態宣言が発令されていない時期に訪れています

1日目:自宅→高知

新幹線で岡山駅へ。

岡山駅で、特急南風(なんぷう)に乗り換えます。

乗った列車はアンパンマンのラッピングが施された車両でした。グリーン車の半分は内装もアンパンマン仕様になっていて、子連れの家族に人気なようです。

瀬戸大橋からの眺めは、柵のある区間も長かったですが、中々良いものでした。自転車でしまなみ海道を走った時も感じましたが、海を上を走るのは(晴れている時は特に)爽快感があります。

移動中に昼食を取るつもりだったので、岡山駅の売店で人気No.1らしい駅弁「桃太郎の祭ずし」を買っておきました。ちなみに弁当容器が桃の形をした容器(プラスチック製)になっています。
※”祭ずし”とは”ちらし寿司”のことだそうです

約2時間半程かかって高知駅に到着しました。

駅前に銅像が並んでいます。高知は坂本龍馬ゆかりの地で、駅に観光施設もあります。

まずは、高知での宿泊施設として予約した「天然温泉「龍馬の湯」 スーパーホテル高知天然温泉」へ荷物を預けに向かいました。

駅から徒歩6分くらいですが、大通りに面していないので、閑静な環境にあります。

身軽になってからは、徒歩で高知城方面へ。

商店街を通り抜けて、博物館を横目に道路を渡ると目の前にあります。

偶然目に入った高知県立文学館の看板が気になって、予定には無かったのですが立ち寄ってきました。

この日、特別展として開催されていたのはシンデレラ展。

元々ヨーロッパ文化やファンタジーものに興味があるのと、シンデレラが元ネタになっている某ソーシャルゲームで遊んでいるので、楽しんで見ることが出来ました。

展示を見終えた後は、同じ敷地にある高知城へ。ただ、有料区域には入らず、主に公園内を散策していました。

公園内を後にして、徒歩で観光スポットへ。ガッカリ観光地として有名らしいですが、期待せずに行ったので、それほどガッカリしませんでした。

まだ陽が高い時間帯でしたが疲れ気味だったので、徒歩でホテルへ戻りました。

市街地には路面電車が走っています
南国らしく?ヤシの木のようなものが植えてある

2日目:高知→徳島

ホテルで朝食を取り、遅めにチェックアウトして高知駅へ。駅前では、イベント会場のような場所で”よさこい”のリハーサルらしきことをやっていました。時間が合えば見たかった。

2日目は電車を乗り継いで徳島へ。特急南風に乗って阿波池田駅で降り、特急剣山(つるぎざん)に乗り換えになります。

乗り換え駅までは山の中を走る区間が長く、特急でも秘境感漂う駅に停車することがありました。

停車駅の1つである大杉駅のホーム

単線(線路1本)区間では、対向列車とぶつからないように、駅で停車して行き違うような状況を作ってから発車するように運転することが多いのですが、この日は対向列車が遅延していたせいで、自身が乗っていた列車にも遅延が発生し、阿波池田駅では8分あったはずの乗り換え時間が2分になってしまい、非常に焦りました。

もし乗り遅れると次の特急は約3時間後、特急の前に発車する各駅停車の普通列車だと2時間半かかる上に到着時刻も次発の特急と大差無く、スケジュールが台無しになってしまうところでした。都心みたく列車の発車本数が多くない地方では注意が必要です。

高知駅から乗り換え含めて約2時間半かかり、徳島駅に到着しました。

徳島駅には商業施設が入っているので外観は立派です。しかし、自動改札は無く、全国交通系ICカードは使えませんでした。(結局、四国内での公共交通機関では一切使えず)

通常なら、まずは宿泊施設へ直行して荷物を預けるのですが、この日はスケジュールの都合上、徳島駅のコインロッカーに荷物を預けてからバスに乗り換えとなりました。

乗車するバスは、徳島駅バスターミナルの16番乗り場から出ている鳴門線鳴門公園行です。このバスで「亀の浦」というバス停まで行きます。

バスに揺られること約1時間、高知駅で列車に乗ってから約5時間近く経ち、ようやく降車場所である「亀の浦」に着いて徒歩で向かった先は…

「うずしお汽船」の乗り場です。ここから、かの有名な鳴門の渦潮を観に行くことが出来ます。

しかし、すぐに乗船は出来ず、乗船可能な出航時刻の便のチケットを買って、1時間近く待っていました。

船に乗って5分くらいで渦潮の発生場所に着きます。なお、時期や時間帯によって渦潮の規模が異なるので、予めネットで見頃を調べてから行った方が良いでしょう。

船には椅子付きの船室と立ち見の屋外デッキが後方にありましたが、通り雨が降っていたので室内で見ていました。ガラス越しにてスマホで撮影したので、ここに記載している写真の画質は少々悪いです。

10分程、右側・左側それぞれから見えるように渦潮の周辺を蛇行していました。その後は、また5分かけて港へ戻り、20分程で観光は終了となります。

ちなみに、今回利用した「うずしお汽船」の他にも、もう少し東の方から出港している観光船があります。こちらは大きなクルーズ船で、乗船人数も多く船体が大きいので揺れにくいと思われます。酔いやすい人はオススメかもしれません。ただ、小さい船の方が渦潮を近くに見られるので迫力はあります。

亀の浦バス停まで戻り、徳島駅行きに乗って徳島駅へ戻りました。

駅に着いたのが17時前、これからどこかを観光するのも中途半端な時間なので、少し早かったですが夕食を食べることに。元々気になっていた郷戸料理店がありましたが、実際行ってみると、地元の商店街にある老舗感漂う佇まいで入りづらく、結局ラーメン店になりました。食べたのは勿論、徳島ラーメンです。

豚肉が乗っているのが特徴

コンビニで食料を調達し、コインロッカーから荷物を回収し、宿泊施設へ。駅から徒歩18分くらいだったので電車で移動しましたが、降りた駅は無人駅で、運転手がホームに降りて切符を回収してくれるスタイルでした。

徳島での宿泊施設「ビジネスホテル コスモス徳島」は、昔からあるビジネスホテルといった感じ。古さは感じましたが、部屋は綺麗に掃除されており、清潔感はありました。

3日目:徳島→自宅

翌朝、おばちゃんが用意してくれた手作り感溢れる朝食を摂り、チェックアウト時間は12時だったのでギリギリまでダラダラと過ごしてから宿泊施設を出発し、電車からバスに乗ろうか迷いながらも結局歩くことにして徳島駅方面へと戻りました。

やってきたのは駅近くにある徳島中央公園、そこそこ広い公園です。

SLが展示してあるとのことだったので、見に行ってみました。令和の時代でもSLに乗ることは出来るようなので、いつか乗ってみたいものです。

徳島駅まで戻り、駅内のピザ屋で遅めの昼食を摂りました。阿波すだち鳥というブランドの鶏肉を使ったピザでしたが、これがとても美味しかったです。

この後、土産を買ったりして時間を調整し、16時台発の特急うずしお岡山駅行きに乗車。ちなみに、特急うずしおの多くが高松駅止まりで、岡山駅への直通は早朝と夕方の2本しかありませんでした。

岡山駅まで戻り、新幹線に乗り換えて帰路に就きました。

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