この記事には一部グロテスクな画像があります。苦手な方はお戻りください
Doom Eternalは2020年3月に、PlayStation, XBOX, Ninten Switch, PC(Steam)など各種プラットフォームで発売されたFPS(一人称シューティング)ゲームです。
Doomは1993年から続く元祖FPSゲームとも言える存在で、私は1990年代後半にMacintosh(現 Mac)のデスクトップで初代Doomを遊んでいた覚えがあります。
2016年発売のDOOM 4(ただし、製品の正式名称はDoom)までは遊んでいましたが、たまたま最新作が発売されていることに今更ながら気づき、今年7月のSteamサマーセールにて購入し、約30時間程度でキャンペーン(シングルプレイモード)をクリアしたので、ここに感想を書いておきます。
美麗なグラフィック
前作でも十分に綺麗だったと思いますが、今作も十分にリアルです。





なお、弾薬は敵をチェーンソーで切り刻んで手に入れますが、血しぶきがすごい勢いで飛び散ります。(スクリーンショットも保存しましたが、グロすぎるので掲載は自重しておきます)

乱戦地帯におけるシューティングスキル
このゲームは、敵が多数出現する場所がフィールド内に複数配置されており、全滅させると先に進むことが出来るようになっています。四方八方から襲われるので、ノンビリ立ち止まって戦うようなことはせず、移動できる範囲で移動しながらタイミングを見計らって攻撃を当てるというプレイスタイルになります。

普通のFPSゲームしか経験が無い人だと最初は慣れないかもしれません。しかし、慣れると爽快感があって楽しいです。
試されるジャンプアクションスキルと厄介なフィールドギミック
FPSなのでガンシューティングも重要ですが、これはゲームを進めていくうちに比較的早く慣れます。問題なのは、フィールド形状そのものです。
このゲームでは二段ジャンプと連続2回までのダッシュが出来ますが、例えば空中で二段ジャンプ+空中二段ダッシュ等を駆使してタイミングよく足場を渡り歩いていくような所があります。
操作をミスすれば足を踏み外して落下、落下先にフィールドが無ければライフを失って、近場のポイントからやり直しになります。



実際私も、同じ所で何度落ちたか分かりません。最近のマ〇オのゲームには、落下してもミスにならないキャラクターが居るようですが、そのような生易しいシステムはありません。自力で乗り越えるしかないのです。
魅力的な武器の数々
色々な武器が登場するのもDoomの魅力の1つだと思います。

古典的なショットガン・アサルトライフル・ロケットランチャー・ガトリング砲から、エネルギー弾を発射するビームライフル・バリスタ、非常に強力だけど弾数が極端に少ない一撃必殺アイテム、これらを上手く使い分けながら進んでいきます。

一撃必殺の武器が使えるのは中~終盤移行で、弾薬が手に入りにくいので、使うタイミングを考える必要はあります。ただし、最後の最後に使い放題させてくれます。

ボス戦は難しくない
戦闘前に、戦い方や弱点を教えてくれます。動きもパターンが決まっているので、暫く戦っていれば慣れます。

終盤のボス戦では弾薬や回復薬が殆ど無制限で入るので、残弾数とライフの管理さえ怠らなければ比較的楽に倒せます。


難しいストーリー
超ざっくり説明すると「デーモン(悪魔)によって侵略されている地球をスレイヤー(戦士)が救うべく立ち向かう」というストーリーですが、ゲーム内で語られる説明文は長くて難しくて、あまり理解せずに進めていました。海外のゲームということもあるからかもしれませんが、過去の作品はもう少し分かりやすかった気がします。
“Eternal”とあるように、もうDoomシリーズは発売しないのかなと思ったりもしますが、もしまた新作が出たら遊ぶことになると思います。
マルチモードなどもありますが、相変わらず積んであるゲームが少なくないので、これにてDoom Eternalはゲームクリアとします。