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4泊5日北海道横断旅行記(旭川~網走~釧路~根室)

旅行

2023年の4月から5月にかけて5泊6日で北海道を函館から稚内まで縦断した後、「次はなんとなくこんな感じかな」と考えていた北海道横断計画を2024年の3月下旬頃に4泊5日のスケジュールで実行しました。

1日目:名古屋→旭川

名古屋から旭川に直行する飛行機は無かったので、羽田空港から飛ぶことにして、午前10時頃の新幹線に乗り、品川駅で降りて京急本線に乗り換え、12時過ぎに羽田空港第一ターミナルで下車しました。

空港に着いてすぐに荷物を預け入れ、昼飯を軽く済ませてから保安検査場を通過し、早めに待合スペースにて待機していました。

出発は14時の予定でしたが、当日は強風が吹き荒れていた影響で使用する飛行機の到着遅れにより、20分ほど遅延。

30日前の予約でクラスJというグレードの高い席が安かったので予約してみましたが、普通席よりは快適かな?くらいのものでした。

14時半に離陸して16時頃に旭川空港に到着。

空港から旭川市内にはバスが出ています。

このバスは、飛行機の到着に合わせて接続するようになっているので、飛行機が遅延しても問題ありません。

旭川駅に着いた後、駅前の「ワイズホテル 旭川駅前」にチェックイン。駅直結のJR INNの向かいにあります。

ホテルには、昨年に旭川に来た時には無かったVtuberが誕生していました。

暫く部屋で休憩してから晩飯を食べるべく外へ。

駅ナカ食堂でも良かったのですが、しっかりと食べておきたかったので、イオン内のレストランにしておきました。

ホテルに戻り、大浴場があったので入ってから就寝し、移動だけの1日目は終わりました。

2日目:旭川→網走

7時頃に起床、朝食会場に行ってバイキング形式の朝食を手早く食べてから、荷物をまとめてチェックアウトしました。

この日に乗車したのは、8時半頃に出発する特急オホーツク網走行きです。

流氷のイメージがディスプレイに表示されている

移動中、鹿と遭遇して急ブレーキがかかり、テーブルの上に置いていたカメラが床に落ちました。

道内の山の中を走る列車に乗る際は、机の上に物を置かない方がいいかもしれません。

12時過ぎに網走駅に到着しました。

網走での宿泊は「ホテルルートイン網走駅前」で、ここは駅の目の前にあって、とてもアクセスは良好です。

ただ、駅の周辺は少し閑散としていて、最寄りのコンビニは徒歩10分くらい歩きます。

ホテルの受付で大きい荷物だけを預けた後、観光案内所で1dayパスを購入してバスの時間を確認し、昼食を手早く済ませることにしましたが、周辺には飲食店も多くは無く、気になる店はあったものの、提供までにどれぐらい待たされるのか分からなかったので、少々残念ではありましたが「すき家」で適当に食べておきました。

外は常に雪が舞っており、寒すぎるので、一旦駅まで戻って待合室に座って時間調節していました。

駅構内に小さなレストランがあり、ここで昼食を摂っても良かったかもしれません。

すき家の前のバス停から13時過ぎのバスに乗り、終点の北方民族博物館で下車しました。

博物館では国内だけなく海外の北方地方に住んでいた民族の文化について紹介されています。

後の予定が詰まっていたので、30分程で見終えて出ました。

次の目的地に行こうとバス停へ向かった時、丁度バスが出発してしまったので、寒空の下を10分程歩くことに…。

次にやってきたのはオホーツク流氷館です。

ここでは流氷について学んだり、氷点下の環境を体験できたりします。

時間の都合上、パネル展示と8分程度の上映ムービーだけを見て、約30分で退館しました。

再びバスに乗り、最後にやってきたのが、全国的にも有名な刑務所の博物館である網走監獄です。

敷地内に建物が点在しており、各所を巡りながら観光することが出来ます。

ただ、この日はずっと-2℃くらいで、寒すぎてかなり身体が冷えてしまいました。

開園時間は17時までですが、入館受付は16時で閉まり、行こうと思っていた土産屋も16時頃に閉まってしまい入店出来なかったので、ここは出来るだけ早い時間に来た方が良さそうです。

16時半頃に網走駅方面の最終バスに乗ってホテルに戻りました。

チェックインを済ませて部屋で少し休憩した後、晩飯を食べに外出。

すぐ近くにあったヴィクトリアステーション網走駅前店に入店しました。

名物らしい、俵ハンバーグを注文、中々美味しいハンバーグだったと思います。

食べ終えた後は買い出しの為に最寄りのコンビニまで徒歩で往復20分かけて行きましたが、暗いし寒いし少々辛かったです。

歩いている人も殆どおらず、車移動が普通の地域なのでしょう。

ホテルに戻り、この日も大浴場があったので入ってから就寝し、2日目は終わりました。

3日目:網走→釧路

この日は出発が遅かったので8時過ぎにのんびり起床し、朝食会場へ行ってのんびりと朝食バイキングを食べていました。

9時半頃にチェックアウトして駅へ。

乗車予定の列車は既に停車しており、急ぎ駅弁を買って乗車。

既に座っている人も多く、出遅れた感がありました…。もう少し早く来るべきだったようです。

特急列車は無く、各停の普通列車です。

12時頃に、網走駅で買っておいた駅弁を食べましたが、流石北海道というべきか美味しかったです。

3時間ほど乗車して、釧路駅に着きました。

駅舎は時代を感じさせる雰囲気があります。

釧路での宿泊場所は、駅のすぐ東にある「天然温泉 白鳥の湯 スーパーホテル釧路駅前」を予約しておきました。

受付で大きい荷物を預け、バスは待ち時間が長そうだったのでタクシーに乗車。

運転手は「網走は最近寂れてきている」と言っていましたが、確かに駅前に廃墟と思われるビルが目立ちました。

少し離れた場所に大型ショッピングモールが出来てドーナツ化現象が起きているとの情報もありましたが、少子高齢化の影響もあるのかもしれません。

10分か15分くらい乗車して、釧路市立博物館の前で下車しました。

規模はそれほど大きくは無いですが、予想していたよりも楽しめたので良かったです。

帰りは近くの病院まで歩いて、病院前のバス停からバスに乗り、駅まで戻りました。

ホテルに行く前に駅ナカで土産を少し購入。食事が出来る店やパン屋もありました。

ホテルにチェックインを済ませて部屋で少し休憩。

その後、晩飯を食べに外出し、10分ほど歩いてカレーショップ インデアン釧路あさひ町店に入店しました。

低価格でカレーが食べられる店のようで、注文してから20秒程で提供されました。

価格を考えれば十分に美味しいカレーだったと思います。

再び歩いてホテルまで戻り、大浴場と言っていいのか微妙なほど狭い風呂に入ってから就寝し、3日目は終わりました。

4日目:釧路→根室

7時頃に起きるつもりが6時過ぎに目覚めてしまい、二度寝するのも(寝坊しそうで)心配だったので、そのまま起きて6時半からの朝食を食べに会場に行き、荷物をまとめて7時過ぎにはチェックアウトしました。

駅に着くと、乗ることになると思われる列車が到着したので、すぐに改札を通っておきました。

出発1時間前だった為か誰も乗っておらず、海側の窓が広い席を確保。

その後も何人か乗ってきて、列車は定刻通り出発しました。

釧路駅と根室駅の区間は根室本線の一部ですが、花咲線という名称で親しまれています。

特急列車はありませんが、快速列車はあるようです。

また、この区間は鹿の遭遇率が非常に高く、計20頭近く見かけました。

牡蠣で有名な所らしいです

終点である根室駅の1つ手前の東根室駅が日本最東端の駅なのですが、日本最南端の西大山駅のように車内アナウンスが流れることも駅に列車が暫く停車することもなく、あっさりとした扱いでした。

11時少し前に根室駅に到着。

予定では、まず宿泊場所に荷物を預けにいってから近隣で昼飯を食べてからバスに乗るか、駅のロッカーに荷物を預けて到着から15分後に出発するバスに乗るかのどちらかでしたが、結局はロッカーを探す余裕も無く、キャリーを持ったままバスに飛び乗ることになりました。

なお、後で分かったことですが、私のキャリーが入らないような小さなロッカーしかありませんでした。

45分くらい乗車して終点で下車。辿り着いたのは本土最東端である納沙布岬です。

最北端の稚内に比べると人は少なく、閉店したと思われる施設や店もありました。

土産屋で土産を買い、昼食は近くにあった店で海鮮ラーメンを食べておきました。

その後は施設を巡り、望遠鏡を覗いて対岸の島を眺めたり、パネル展示を見て時間調整し、バスに乗って根室駅まで戻りました。

資料館の受付で貰える。根室駅にも置いてありました。

根室での宿泊は「Tabist ホテルねむろ海陽亭」、ここは駅から少しだけ離れていますが、レビューがそれなりに良かったので予約しました。

そして、レビュー通り対応も丁寧で、館内も綺麗で良かったです。

部屋で少し休憩し、チェックイン時に貰った周辺マップを見ながら夕飯について考えていました。

元々は近くのスーパーへ買い出しに行って部屋で食べる予定でしたが、すぐ近くに良さそうな店を見つけたので行ってみることに。

ねむろお魚食堂という店で魚定食を注文。魚は、ホッケの一夜干しと鮭の西京焼きの2種から選べたので、後者にしておきましたが、これがとても美味しかったです。

その後は直ぐ近くのスーパーと100円ショップで買い物してホテルに戻り、大浴場があったので入り、就寝して4日目は終わりました。

5日目:根室→名古屋

最終日は帰るだけの予定で、朝8時過ぎにゆっくり起床、朝食会場に行ってバイキングをのんびり食べ、10時丁度にチェックアウト。

宿泊したホテルは坂の途中にあり、駅までキャリーをゴロゴロしていくのも少し疲れそうだったので、前日の内にタクシーを手配してもらい、それに乗って移動しました。

駅で空港行きのバス乗車券を購入して10時45分発のバスに乗車。根室の空港は、駅から北へバスで2時間ほど走った場所にある中標津空港です。

バスにトイレはありませんが、トイレがある駅や施設に寄ってくれます。

バスは定刻で空港に到着しました。

なお、このバスは空港から駅にも行くのですが、旭川空港と違ってバスの遅延は考慮されないようで、飛行機が遅れるとバスに乗れない問題が発生するそうです。

中標津空港はこじんまりとしていますが、木の温もりを感じる新しくて綺麗な空港です。

荷物を預けた後、出発まで2時間近くあったので、レストランでのんびりと昼飯を食べていたのですが、「本日は非常に多くの方がご搭乗される見込みですので、早めの保安検査の通過をお願い致します。」というアナウンスが流れたので、出発1時間前に保安検査を済ませておきました。

ANAの中標津空港発の飛行機は千歳行きが3便、羽田行きが1便だけで、後者は最大200名が搭乗するにも関わらず保安検査場は1レーンしか無いので、混みやすいらしいです。

使用する機体の遅れにより予定よりも少し遅れて出発。

30日前予約でプレミアムクラスが安かったので予約したのですが、15時半頃に昼食が出てきて、全くお腹が空いていないながらも頑張って食べ、お菓子を貰ったり、ドリンク(飲み放題)を飲んだりしながら過ごして、定刻通りの16時40分に羽田空港に着きました。

その後、在来線と新幹線を乗り継いで、結局自宅に着いたのは20時半頃。帰ってくるだけで1日が終わってしまいました。


網走~釧路~根室の区間は特急列車が走っていないので移動が少し大変でしたが、それでも無事に最東端まで辿り着けたので良かったです。

これで当面、北海道はいいかなと思っていますが、もしまた行くことがあれば、昨年行きたかったけど行けなかった函館山とか、富良野・帯広あたりに行ってみたいです。

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