キンバーケーブルを買って、その後にORBのClear forceを買って、10ヵ月くらいが経ちました。


そして、常々心配していたことですが、ケーブルの根元部分への負荷が蓄積され続けたことにより、ケーブルとプラグの接合部分が剥がれて内部の線が見えるという状態になってしまいました。
音には満足していましたが、やはりポケットや鞄に突っ込んだ状態で外へ持ち出して聴くような使い方だと、ストレートプラグと言えどケーブルが太いせいもあって今回のようなことになってしまうので、もう少し取り回しの良いケーブルを買う事に。
条件は柔らかく細めのケーブルかつL型プラグであること。プラグ形状で絞ると高価格帯は殆ど候補から外れます。それでも、聴こえ方の好みがありますので、高ければ良いと言わけではありません。
選んだのはonsoのiect_03でした。
“L型プラグはケーブルを上向きにすると曲がった状態になるので良くない”というのもあるようですが、細くてしなやかなケーブルであるならば、余程強く引っ張るようなことをしなければ余り心配しなくても良いと思っています。また、ケーブルを繋いだまま軽く巻いた状態で纏め、持ち運ぶ場合はL型の方が都合が良いです。
イヤホン側の端子にはLRの表記などありませんが、小さな隙間から見える赤色が右で黒が左とのことです。
手持ちのXBA-N3を繋いでClear forceと聴き比べてみました。
- 同じ音量でも音が若干小さくなった
- 音場は少し狭くなった
- 低音が少し強くなった
- 極僅かに高温が刺さる感じがあった
- 明瞭度(?)がソフトになった
- ボーカルの艶やかさが落ちた
- タッチノイズが減った
ORBの半額ですし、バランスケーブルの中では安価な部類ですので仕方ないと思いますが、それでもXBA-N3に付いていたアンバランスケーブルよりは断然良いです。
※ORBの問題個所は直してもらいました
バランスケーブルの中ではお手頃価格なので、バランス接続入門にも最適なケーブルだと思います。ボーカルの位置が近めなので、特にPOP系の曲を良く聴く人におススメかも。
4.4mm
3.5mm
2.5mm
その後

